院長ごあいさつ
近年、AIの普及をはじめとするテクノロジーの進化により、私たちの生活や働き方は大きく変化してきました。
便利さや効率性は高まる一方で、情報の多さやスピードの速さが、かえって心身の負担になってしまうこともあります。
「休んではいけない気がする」「立ち止まることが不安になる」――そうした感覚を抱えながら、日々をやりくりしている方も少なくありません。
私たちの不調は、特別な出来事だけで起こるものではなく、日常のなかで少しずつ積み重なっていくことがあります。
仕事の責任や人間関係、生活の変化、家族のこと、自分の役割の増減。
世代や年齢を問わず、ライフとワークのバランスが崩れたとき、こころと身体は正直にサインを出します。
また女性の場合は、月経周期に伴う心身の変動に加え、妊娠・産褥期、更年期など、ホルモン変動や環境変化が重なりやすい時期があります。
「自分の努力不足ではないか」と責めてしまう方もいらっしゃいますが、そうした揺らぎは決して珍しいものではありません。
適切に整えることで、回復の道筋が見えてくることも多くあります。
私はこれまで、心療内科・精神科の臨床の現場で、さまざまな背景を持つ方のこころの不調に向き合ってまいりました。
当クリニックでは、症状だけを追うのではなく、その方の生活の背景や、何が負担になっているのかを丁寧に整理しながら、治療方針を一緒に考えていくことを大切にしています。
こころの回復には、それぞれの歩幅があります。
焦って結論を出すのではなく、安心できるペースで整えていく。
その積み重ねが、やがて日常を取り戻す力になる――私たちはそう信じています。
不安や緊張を抱えたままでも構いません。どうぞそのままの状態でお越しください。
さくら通りのやわらかな空気のなかで、
皆さま一人ひとりの歩みに静かに寄り添いながら、
「ゆっくりと、そして、着実に」 の精神のもと、誠実な診療を重ねてまいります。
院長 坂上田 あずみ
略歴
- 聖マリアンナ医科大学 卒業
- 医療法人財団 新六会大富士病院
- ロゼにじいろクリニック 院長
資格
- 日本精神神経学会認定 精神科専門医
- 精神保健指定医
- 日本医師会 認定産業医
- 日本認知症学会 専門医
所属学会
- 日本精神神経学会
- 日本認知症学会